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北海道電⼒様 コーポレートサイト戦略策定  

~ ワークショップで「ほくでん」サイトのあるべき姿を導く ~

北海道電力様

北海道の「電力」を60余年にわたり支え続けてきた北海道電力様は、電力小売自由化を控え、事業環境の大きな転換の中でコーポレートサイトのリニューアルプロジェクトをスタートさせました。

各ステークホルダーに向けて、これからの「ほくでん」サイトにふさわしいコンテンツやデザインとは何か。その指針ともいえる本プロジェクトの目的とゴールを明確にするために、私たちは北海道電力様 本社でワークショップを実施。メンバーの合意形成を図りながらコンセプトの醸成、可視化を行い、「ほくでん」サイトのあるべき姿を描きました。


北海道電力様が抱える課題

  • 北海道の皆さまの信頼を引き続き得ていくために、これからの厳しい電力事業市場で勝ち抜く必要がある
  • そこでビジネスにおけるコーポレートサイトの役割やゴールを明確にし、目指すべき”あるべき姿”を導きたい
  • また上層部の承認を得るためにも、検討のアプローチとプロセスは社内の合意形成を図りながら進めたい

プロジェクトを成功させるうえで重要になるのがコンセプトの立案(要件定義)です。コンセプトが曖昧なままにスタートしたプロジェクトが遅滞し、迷⾛するケースは決して珍しくありません。そこでプロジェクトの指針となるコンセプトを北海道電力様社内から「⾃分ごと」として具体的に引き出すために、私たちはワークショップの開催を提案し、ファシリテーター(司会・進行)を務めました。

それでは本プロジェクトのコンセプト立案の概要をご紹介しましょう。

Step1:「課題マトリクス」で課題の共有と重み付け


ワークショップに先立ち、私たちは現在のコーポレートサイトの課題を整理するために、各種の評価・分析レポートから抽出した課題を、コーポレートサイトの「設計・構築の視点」と「マーケティングの視点」で分類しながら「課題マトリクス」を作成しました。参加者の皆さんは、ワークショップ当日までに「課題マトリクス」を十分に確認いただき、初日のワークショップに臨みます。

当日は社内の関係部門から参加いただいた10名が2チームに分かれ、付箋を使ってブレインストーミングを実施。参加者各々の立場で課題を深堀し、「重要度」と「緊急度」という2つの評価軸で課題の重み付けを行います。この一連のワークを全員が共有することはコンセプト立案の重要な要素になります。


「課題抽出・整理プロセスの考え方」

Step2:「コンセプトシート」でコンセプトの骨格を作る


二日目のワークショップのテーマは、本プロジェクトを象徴するフレーズ(=コンセプトフレーズ)の創出です。参加者の皆さんには、事前課題として「1.企業視点」と「2.ユーザ視点」の2つの質問を検討いただきました。この検討の参考に、私たちが作成したユーザシナリオを事前に展開しています。

  1. 企業視点:「ほくでんサイトを通してユーザに何を伝えたいか?」(北海道電力様の「強み、魅力」の共有)
  2. ユーザ視点:「ほくでんサイトにユーザが期待していることは何か?」(利用目的の仮説の共有)

 

この2つの質問に対する回答を、皆さんは付箋にしてボードに貼り付けていきます。

そしてKJ法を駆使してコンセプトフレーズの元となるキーワードを抽出し、最終的にコンセプトフレーズを作成していきます。

この一連のワークで生まれたさまざまな意見や考えは「コンセプトシート」の重要な要素となります。
後日、私たちがまとめて「コンセプトシート」を完成させ、「ほくでん」サイトが向かうべき方向性、方針策定の骨格となります。



「コンセプトシート」テンプレート

一方で、「参加者が好き勝⼿に発⾔した結果、話が拡散し、まとまらないまま終わる」といった失敗ケースもありえます。そのためワークショップは事前の綿密な設計と準備に加え、ファシリテーター(司会・進⾏)の⾒識、スキルが鍵となります。


Point! 参加者からよく聞かれるワークショップの感想

  • 素直な意⾒や新しいアイデアが出やすく、深い思考や広がりが期待できる
  • 検討プロセスが可視化され、場の全員が共有できるので納得感が得られやすい
  • 他部⾨の担当者から意⾒や思いを聞ける貴重な場で、新たな気づきが生まれる

Step3:満⾜度の高いワークショップが⾃⾛するきっかけになる

 

満足度の高いワークショップは、参加者の皆さんが主体的にコンセプトを組み上げることで、これから始まるプロジェクトに対する迷いや不安を払しょくします。また、ワークショップでの体験やコンセプトを自部⾨にも伝えてくれるため、社内での合意形成が広く、深く進むという効果が期待できます。

 

2回にわたるワークショップの結果を得て、私たちは「ほくでん」サイトの“あるべき姿”の指針ともいうべき「基本⽅針定義書」を策定しました。

 

そしてこの「基本方針定義書」にもとづいて、設計フェーズから構築フェーズへとプロジェクトは進み、約1年後のリリースを迎えます。
 ※基本方針定義書(基本方針、設計方針、デザイン方針、構築方針、運用設計方針)

 

しっかりとしたコンセプトを立案する最⼤のメリットは、設計・構築フェーズでのブレが少なくなることです。実際のデザインやコンテンツをつくる際には、どうしても視野が狭くなり、⼤⽅針からずれた要望も出てきます。その際に「基本⽅針定義書」に戻りコンセプトを再確認することで、スケジュールの順守、ロスコンを防止し、プロジェクトの迷走を防ぐ効果が期待できます。

 

コンセプト立案がワークショップなどを通して関係部⾨の合意形成のもと成されたかどうかは、プロジェクト全般の満足度にも影響し、それはリリース後のスムーズなサイト運営にもつながっていきます。

コンセプト立案の流れ(基本方針定義書)

    1. 課題マトリクスでマーケティング視点、サイト構築視点の2軸から事業者サイドの現状課題、未来課題を抽出、整理
    2. 課題の共有・重みづけをテーマにワークショップ実施
    3. ワークショップの結果に考察を加えエビデンス化
    4. ユーザシナリオでユーザサイドの現状課題(要望)、未来課題を抽出、整理
    5. コンセプトフレーズ創出をテーマにワークショップ実施
    6. ワークショップの結果から「コンセプトシート」を作成
    7. 上記プロセスで得られたエビデンスをもとに「基本方針定義書」を策定


間違いのないコンセプト立案のポイント

  • 社内関係部門から広く知見と思いを吸収するチームビルディング
  • ワークショップを通して“あるべき姿”を導くファシリテーション力
  • ワークショップの結果をベースにしたコンセプト立案力

プロジェクト概要

 期間
14ヵ月
 ワークショップ 2回
 ページ数 1,000ページ
 体制 PR:森川 洋一、DR:山田 恵子、松葉 美紀、AM:田中 栄一
 ご提供サービス 基本方針策定支援、基本設計、デザイン、Webサイト構築(レスポンシブWebデザイン対応)、デザインガイドライン作成
 Webサイト
http://www.hepco.co.jp/

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※2015年9月時点

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