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現場のプロが語る!「大規模サイトリニューアル」成功の極意

大規模サイトリニューアルのプロジェクトマネジメントでは、何から手を付け、どう考えればよいか。安定した運用のためにCMSやインフラにおける注意すべき点など、Webマスターが押さえておくべきポイントは多岐にわたります。そこで本セミナーでは、実際の事例をもとに、プロジェクトの体制や進め方、困難な社内調整のコツ、失敗しないWebプラットフォーム選びや、インフラの安定運用の秘訣などを、NECマネジメントパートナーとビッグローブが解説いたしました。

第1部 3つの事例で語る、Web担当者のための失敗しない進め方

講師:山方 理佳子
講師プロフィール
山方 理佳子
NECマネジメントパートナー株式会社
マーケットコミュニケーション事業部 シニアプロデューサー

大規模サイトリニューアルでは、関係者間の意思疎通が不十分なことによる炎上や制作・開発フェーズでの後戻りを回避するために、プロジェクト立上げ直後に行う要件定義にて 十分な合意形成が必要です。
本セッションでは、3つのケーススタディから、要件定義フェーズの詳細なプロセスと順番、失敗しないためのポイントを、ご紹介しました。

目的を実現するプロジェクトの進め方とワークショップ活用で関係者から共感を得て、プロジェクトを円滑に進行。結果ブランディング強化にも成功(インフラ会社様)

Webマスター様が初めて担当されるリニューアルで、大変不安をお持ちでした。まずは当社が持つプロジェクト進行のノウハウをご提供し、Webマスター様と一緒にプロジェクトの進め方を決めていきました。このプロセスでリニューアルプロジェクトのやるべき事が明確になり、自信を持ったプロジェクトマネジメントが可能になりました。この後の実行プロセスは、現状把握・課題整理のための関係者インタビューとコンテンツマップ作成を行い、ユーザシナリオを導き出しました。
次に、社内合意を得るためのワークショップを開催。課題の共有とユーザシナリオの検討を通して、今後のWebサイトの姿はどうありたいか議論しました。
この議論からWebサイトリニューアルのコンセプトプロジェクトのゴール、実現手法の構想が完成しました。
これらの丁寧な要件定義のプロセスを経た結果、この後は制作・開発をスムーズに実行することが出来ました。
コンテンツマップ、ユーザシナリオ、カスタマジャーニーマップの分類と役割についても解説しました

リード獲得型Web サイトへリニューアルするために、ヒヤリングにより営業課題を共有、ワークショップによりプロジェクトオーナーを説得(部品メーカー様)

Webマスター様はリニューアルに際し、営業貢献をするWebサイトにしたいとお考えでしたが、事業部によりWeb活用に温度差があり、ルート営業中心の営業部門からはWebを活用するという発想に理解を得られず、そもそも上司がリニューアルに消極的という状況でした。
そこで営業課題抽出をプロジェクトの起点とするアプローチを採用し、営業担当者へのヒアリングから実施しました。「多品種を小ロットで発注されるため、在庫確認と手配の手間を解消したい」などの営業プロセス上の具体的な課題や、営業活動を行う上での貴重なノウハウも出てきました。
ここで出た課題やノウハウを整理し、営業・開発・広報の3部門でワークショップを行いました。
ワークショップでは当社がファシリテーターを担当、部門横断し、役職関係なくフラットな議論の場を持つことで、Webサイトを営業活動に活用することが有効であるという共通認識を持つことが出来ました。

各事業部でバラバラ更新だったWebサイト、CMS導入と緻密な運用フォローでデザインと更新業務を統一(化学メーカー様)

Webマスター様は各事業部がバラバラに運用していた更新業務の効率化を図るため、CMSの導入を検討しておりましたが、導入後の運用に不安をお持ちでした。そこで当社は、単なるデザイン統一ではなく自社ブランディングに繋がるWebガバナンスの導入をご提案し、導入・運用・定着のための事前準備を設計段階で実施することで、Webマスター様の不安を解消しました。
セミナーでは導入・運用・定着のための重要な3つのポイントをご紹介いたしました。1つ目に、更新業務担当者がプロジェクト検討会に参加することで「自分ゴト化」してもらいました。2つ目に、CMS利用方法・運用方法の説明会を実施することで、情報共有・理解促進に繋げました。3つ目に、操作マニュアルを作成・ヘルプデスクを設置することで、導入後のフォローを行いました。その結果、CMSを活用したWebサイトの更新業務がスムーズにまわるようになりました。
本プロジェクトでは、Webサイトリニューアルまでのプロセスだけなく、リニューアル後の運用フォローまでをプロジェクト範囲としたことが成功のポイントとなりました。

最後に、大規模サイトは要件定義の「現状把握」「課題整理」「ゴール設計」「仮説立案」が重要であるとお伝えしました。また各ケーススタディの重要なポイントをまとめました。

第2部 事例でわかる!プラットフォーム選びとサイト改善アプローチ

講師:小山 悟
講師プロフィール
小山 悟
ビッグローブ株式会社
クラウド・スマートサービス事業部

企業のWebサイトリニューアル時は、サイトの運用体制や運用レベルをインフラ環境含めて考え直す時期でもあります。第二部ではリニューアル後の運用フェーズにフォーカスし、企業サイトのリニューアルの勘所を解説しました。

リニューアル後の運用フェーズでは、企業サイトの運用ルールを定め、きちんとコンテンツを管理し、ビジネスの変化に応じて機動的にサイトを運用しなければなりません。つまり、リニューアルにかける投資は、デザイン等の見た目の変更のみに留まらず、本質的には中長期的な運用性、安全性、拡張性に対しても振り向けるべきです。特にリニューアルの成否のカギを握るのは、サイト運用には欠かせないCMS(コンテンツマネジメントシステム)や、柔軟に対応できるインフラ環境の選び方がポイントになると述べました。

CMSについては、運用管理の効率化や、コンテンツ作成や改善の容易さに期待が寄せられており、CMSを新規に導入したり、より使いやすく自社のサイト運用にフィットするCMSに乗り換えたりする事例が増えているといいます。

CMSに選び方でありがちな例として、機能の○×表やコストだけで比較してしまうと失敗のリスクが高まるといいます。企業として中長期的に運用していくためには、CMSやサイト制作側の保守サポート体制を確認し、サイトの成長・追加などに対して、柔軟に対応可能か、コストはいかほどか等、将来のシナリオを想定して検討することが重要と述べました。また、CMSの選び方について、オープンソースと商用CMS、アーキテクチャの違いなど解説しました。

続いて、販促サイトのリニューアル事例として、導入の背景から、導入後にサイト改善PDCAサイクルをどのように回しているか?といった持続的な運用の仕掛けまで詳細解説。エンタープライズCMSとクラウド型ホスティングの採用、そしてインフラ領域も含めたパートナーとの体制構築が成功のポイントと述べました。

<販促サイトのリニューアル事例より>

続いて、Webセキュリティやガバナンスの強化やサイト統合を目的とした、BtoBサイトのリニューアル事例を紹介。バラバラに管理されていた複数のサイトを1つに統合・多言語対応させ、CMSにより運用ルールを統一するためのプロジェクトアプローチについて解説。

また、グループ企業のサイトやキャンペーン用サイト等、新しいサイトを確立された運用ルールで、高いコストパフォーマンスで展開する仕掛けについても紹介。リニューアル後も統制のとれたサイト運用をするポイントとしては、CMS含めたプラットフォームと運用体制の構築と述べ、本セッションを締めくくりました。

<BtoBサイトのリニューアル事例より>

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